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ライブレーザーショーの実行

ライブショーとはリアルタイムでSceneを選んで切り替えます。日本で行われているコンサート、演劇、クラブ、フェスティバル等々は殆どがこの方式を使っています。このFiesta foe Macを使えば非常に簡単に行えます。さらに、Sceneを作る、修正なども超簡単にと言いますか短時間に行う事が可能です。


音楽に合わせシーンを切り替えるだけです。

音楽のタイミングに合わせタイミング良くシーンを切り替えるだけです。
レーザーオペレーターの経験がある方や照明、音響の方はすぐに出来ると思います。

下の写真を見て下さい。Bankの中にいくつものSceneが入っています。これをタイミング良く選ぶだけです。マウスや、キーボードで選ぶ事が可能です。
Fiesta for Mac Bankの画像 Scene

 Macのシステム環境>一般の中でライト、ダークモード設定可能これはライトモード


ライブショーで使うツール

ライブショー用に設定する

ライブ感覚でSceneをクリックして操作する為に最適な表示はDJ modeがあります。View->View modes->DJ mode を選択してください 。この表示であれば必要のないウインドウは開かれません。もし、使いたいウインドウがあればメニューのViewをクリックして必要なウインドウを選択し手下さい。

メインウィンドウDJモード

ライブレーザーショーに適したDJ mode

Bank/Scenes

Bankの中のScenesを選ぶだけです。 キーボードやマウスを使って選ぶ事ができます。

ハードウェア追加ウィンドウ

キーボードはライブレーザーショーをするのに適しています。

Live settings

F4MのメインウィンドウにLive settingsパネルがあります(表示されていない場合は、メインメニューからView->Live settingsを選択してください)。

ライブ設定

Live settingsでは、すべての基本的なレーザー出力パラメータを変更することができます

Live settingsでは、下記のコントロールすることができます :

機能説明
Brightness(輝度) すべてのレーザーの明るさをコントロール。 レーザー本体はアナログ変調になっていることを確認して下さい。レーザーの種類によってはBrightnessを使う事が出来ないレーザーもあります。プロ用レーザーであれば通常は可能です。 明るさは、音楽の静かなシーケンスで特に使用するのに最適です。 
Speed(速度) シーンのスピードをコントロールすることができます。 リズムに合わせて調整すると良いかと思います。
Siz(サイズ) 照射サイズを変更することができます。実際のライブレーザーショーには実用的ではありません。 本番中にサイズを変えることは望ましくないです。照射エリアが変わってしまい安全が確保されなくなる恐れがあります。
Fade(フェード) SceneとSceneを切り替えるときにCross Fadersのどれかを選択していれば切り替わり時間の調整が出来ます。クロスフェーダーの持続時間を設定できます。クロスフェーダー。
Scanrate(スキャンレート) デホルトでは100になっていますが、数字を下げていくとレーザーのスキャナーのスピードが遅くなります。これによりチラツキが大きくなり、ビームの明るさも明るくなって見えます。なので、注意して使いましょう。
方向制御 アニメーションやSceneの方向を変える事ができます。デホルトは右図の様にしておきましょう。逆になってSceneを作ってしまうと逆方向に再生されてしまいます。ご自身で常にどちら向きにするかを決めておくのが良いでしょう。
Color(色) 赤、緑、青のスライダを使って色をリアルタイムで変更できます。

 

Live position

Live settings positionは全てのレーザーの位置をコントロールすることができます。表示されていなければView->Live positionで表示して下さい。マウスやパットで自由に移動できます。

ハードウェア追加ウィンドウ

Live positionでレーザーの描画位置を変えることができます

Fiestaの基本ですがデホルト状態に戻したいときには、戻したい画面の上にマウスを置きマウスの右クリックをして下さい。

Cross faders

2つのシーン間のトランジションをスムーズにすることができます。 実行中のシーンとクリックした(またはキーボードボタンを使用してアクティブにした)新しいシーンを切り替えるのに最適です。View->Cross fadersを選択してください 。 

次のクロスフェーダーがあります。

  • Random - ランダムな方向(左、右、上、下)に移動し変わります。
  • Refade - フェードアウトし、新しく選択したシーンはフェードインします。
  • Open - Sceneが消え次のSceneを描きます。
  • Open clock - Sceneが消え次のSceneを左回転で表示して行きます。
  • Rewrite - 実行中のSceneを消しながら、新しいSceneを描きます。
  • Rewrite clock - 実行中のSceneを消しながら、新しいSceneを左回転で表示して行きます。
  • Zoom in - Sceneが消え次のSceneをズームインしてきます。
  • Zoom out - Sceneがズームアウトし、次のSceneが表示されます。
  • Zoom out in - Sceneがズームアウトし、次のSceneがズームインします。

クロスフェーダー変化時間の長さはLive setingsで設定できます 。


初期状態のBankのSceneはFiesta for Macでどのように構成されているか

下のBankはインストール後に表示された状態です。

F4M銀行組織

初期状態のMacのBankとScene

では実際に曲を使い試して見ましょう。下記の動画をご覧下さい。(ビデオを見るためにはオンラインにする必要があります。)Darude - Sandstormの曲を聞いて下さい。

Darude - Sandstorm


1:28にベースシーケンスが終了します。 2時30分まで続く全体の無音シーケンスのためにいくつかの無音シーンになります。 1:35から素敵なベースを使ってみませんか? そのため、 A、S、D、F、G、Hキーは常に同じシーンの異なる位置にあります。 また、これらのシーンをフェーダーと組み合わせて使用​​すると(この曲ではズームイン)、さらに面白いことになります。色々と試して遊んで下さい。


ライブレーザーショーのためのトレーニング?

ライブショーは音楽に合ったSceneをタイミング良く出すだけです。覚えている曲であればどのタイミングで音やリズムが変わるかなど解るはずです。そのタイミングで的確なSceneを選ぶだけのことです。その為には多くの曲などを聞くことをおすすめします。または符割を作りSceneを書き込みそれを見ながら選ぶのが良いと思います。音楽に詳しい方であれば非常に楽な事だと思われます。