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シーンを作成する
レーザーショーを作る基本となるのがSceneです。他のレーザーソフトと比べものにならないほど簡単に作成できます。
新しいシーンを作成する
新しいシーンを作成する(または既存のシーンを編集する)には、バンク内のシーンを右クリックしてドロップダウンメニューから[ Edit ]を選択します。 ショートカットF4を使うこともできます。
Sceneを編集するには、F4キーを押すか、右クリックして[Edit]を選択します。
以下のウィンドウが表示されます。
シーン編集ウィンドウ
Timeline
シーンエディタを開くと、最も大きい部分はTimelineです。 ここで、 Eventsからグラフィックや変換をドラッグアンドドロップできます。
Events
Fiesta for Macには、 FacesとTransformationsの 2種類のイベントがあります 。Facesは 素材になる物で、この素材を調理する物がTransformationsになります。
グラフィックジェネレータイベントを作成する
新しいSceneを作成するには、タイムラインにドラッグアンドドロップします。(グラフィックジェネレータはイベントパネルの緑色のアイコンです)。
ビデオ - SHAPEをTimelineにドラッグアンドドロップ
イベントの開始と期間
マウスの左ボタンと小さなイベントの矢印を使ってイベントの期間を調整することもできます。
矢印を使ってイベントの開始と終了を調整します
Event Properties
これで、 Event propertiesパネルでグラフィックプロパティを設定できます。 Shapesイベントタイプを使用すると、円、四角形などの基本的な要素を作成できます。 ポイント数や色などの追加のプロパティを定義することもできます。
Event properties
Event Editor
Editorを使って、グラフィックジェネレータのプロパティや変換を簡単に編集することもできます。
Event Editor - Shapesのサイズをすばやく変更できます
イベントエディタを使用すると、図形のSizeやRotation、Positionをすばやく変更できます。Sizeは右上の四方に出ている矢印の状態で四角い赤い点をつかんで動かして下さい。Rotationは四方に出ている矢印をダブルクリックするとRotation出来ます。Positionは赤い枠内をつかんで動かして下さい。
シーン内の複数のイベント
もちろん、1つのシーンタイムラインで複数のイベントを使用できます。 たとえば、最初のグラフィックの後ろにグラフィックを追加することができます。
タイムラインの他のイベント
これは、より複雑なシーンを作成する方法です。そこでは、いくつかのグラフィックタイプを切り替えることができます。
イベントタイムラインプロパティ
タイムラインのすべてのイベントに利用可能な追加の基本設定があります。 イベントをダブルクリックしてタイムラインプロパティを表示します。
ビデオ - イベントタイムラインのプロパティ
通常、利用可能なイベントタイムラインプロパティがいくつかあります。
イベントタイムラインプロパティグラフ
お分かりのように、 ShapesではBrightness、 Size 、 Rotationを使うことができます。 マウスの左ボタンをダブルクリックして、プロパティグラフの1つに新しいキーフレームポイントを追加できます。 1つのプロパティにいくつでもキーフレームを含めることができます。
イベントプロパティウィンドウでtimeとvalue設定を使用して値を正確に設定することもできます。
Repeat設定では、選択したプロパティを複数回繰り返すことができます。 そして、 Typeを使って、イベントがグラフに到達した後に繰り返される方法を変更することができます。
- Repeat - 繰り返し。同じプロパティグラフを繰り返します。
- Inverse repeat - 選択したプロパティグラフを逆反復します。
- Constant - プロパティグラフの終了後、プロパティは最後の値のままになります。
変換を追加する
Transformations(変換)を使用すると、グラフィックに変化を追加する事が出来ます。 Fiesta for Macにはいくつかの変換があり、それらはEventsパネルに青いアイコンとして表示されています。 新しい変換を追加するには、選択してタイムラインにドラッグするだけです。下記はRotation(回転)を追加しました。
ビデオ - タイムラインへのtransformationの追加
上のトラックに追加された三角、四角にtransformationのRotationを追加しました。 1回のRotationで複数のグラフィックジェネレータに影響を与えることがあります。
ビデオ - 1つのtransformationを使用して2つのグラフィックジェネレータを変更することが出来ます。
Static Transformationプロパティ
Event propertiesには、変換に使用できる様々な要素があります。試して見て下さい。
Event properties - Rotationの動きをコントロールなど
Event propertieはTimelineの中に有るものをダブるクリックすると何か表示され変化を加えることが可能です。
タイムライン変換プロパティ
正確なキーフレームアニメーションを作成するためのタイムラインプロパティもあります。 繰り返しになりますが、タイムライン内の変換を左ダブルクリックして、これらのタイムラインプロパティを表示することができます。
回転位相を使用すると、複雑な回転アニメーションを作成できます。
もちろん Repeat 、 time 、およびvalueを使用して変換プロパティを正確に制御できます。
変換エディタ
そして最後に、変換に使用できるEditorパネルがあります。
移動変換エディタ - 移動方向を定義できます。
例えば移動変換では、このEditorを使って移動方向を定義できます。
変化を重ねる事が可能
タイムラインではいくつかの変換を使用できます。 これにより、変換を重ねることができます。 たとえば、タイムラインのグラフィックのサイズと回転を重ねると下記の様になります。
ビデオ - タイムラインでの重ねた変換
重ねた変換は、複雑なアニメーションを作成するための非常に強力なツールです。 必要なだけ変換を重ねることができます。 確認してください、あなたは望む順序で変換を積み重ねます。 最初に回転を使用してから位置の変更を行った場合、またはその逆の場合は、アニメーションが異なります。色々と試して見て下さい。
イベントを選択してコピー&ペースト
非常に実用的なツールで、必要な部分を選択しイベントをカットやコピー&ペーストできます。
ビデオ - イベント選択とコピー&ペースト
ご覧のとおり、グラフィックジェネレータでもトランスフォーメーションでも、タイムラインウィンドウに複数のイベントをコピー&ペーストできます。 コピーするにはショートカットCommand + C(⌘C) 、 切り取りするにはCommand + X(⌘X) 、クリップボードとの間でイベントを貼り付ける(ペースト)には Command + V(⌘V)を使用できます。
スナップイベント
スナップすると、ショーのイベントの開始または終了を他のイベントと同時に開始/終了にすばやく設定できます。 それは生産性を大幅に向上させるツールです。 まず最初に、左右の矢印(イベントの開始と終了を設定します)を使ってイベントの開始と終了を揃えることができます。
ビデオ - イベントの開始/終了へのスナップ
スナップはイベント全体にも機能します。これは、タイムラインに新しい変換を追加するときに特に便利です。
ビデオ - イベントの開始/終了へのスナップ
もちろん、イベントをタイムラインにコピー/貼り付けしながらスナップを使用することもできます。一般に、スナップすると生産性が向上します。非常に便利な機能です。
イベントのグループ化
複雑なシーンを作成する場合は、Timeline状に多くEventsが表示されます。これをグループ化する事により一つのEventにする事が出来ます。グループ化したいEventを選択し、⌘Cでコピーをし⌘Xでカットその後EventsからGROUPをTimeline置きTimelineのEditをクリックしGroupのTimeline上に⌘V貼り付ければ完了です。
ビデオ - グループ化、複雑さを隠すための優れたツール
グループ化されることにより更に便利な機能があります。GROUPをダブルクリックすると下記の様な表示になります。ここで更なる変化を付けることが可能です。Phaseのタブを選択しライン上の小さく四角い上で右クリックをするとCurveがあります。選択して下さい下記の様に表示され徐々に加速し徐々に減速することも設定出来ます。これ以外にも多くの機能が簡単に使える様に工夫されています。
グループフェーズ - アニメーションを加速または減速します
GROUPを使う事で下記の様な事も簡単にできます。この様に複雑で多くの時間が掛かっていた物が数十秒で簡単に早く作る事が出来ます。今までになかったレーザーアプリケーションです。
ビデオ - グループを使用して複雑なアニメーションを作成する