Fiesta 5 取扱説明書（日本語版）

同期レーザーショーの実行

ライブのレーザーショーと比較すると、音楽同期のレーザーショーは前もって準備が出来何度もでも訂正し作り込むことが可能です。完成度の高い演出が行えます。欧米などのコンサートなどはこの方法が使われる事が良くあります。例えば１部、２部あり間に休憩が挟む場合はショー１，ショー２として２つに分けることも出来ます。また、１曲づつ作る事もできFiestaは何個でもショーを作る事が可能です。

ワークスペースをショーモードにする

ワークスペースのウインドウを見やすいショーモードに切り替える。メニューの表示->表示モード->ショーモードにする事によりショーのウインドウが追加され使いやすいレイアウトになります。メインウィンドウ ショーモード

Fiesta for Macのショーモード

同期方法

Fiesta for Macでは、レーザーショーを音楽またはMidi MTCに同期させることもできます。

  • クロック - あらかじめ作って置いたショーを好きな時に再生することが出来る。
  • 音楽 - 音楽(wavファイル)と一緒に再生することができます。再生アイコンをクリックすると音楽と同時にレーザーへの信号も送られます。
  • Midi - Midi機器をパソコンに接続しタイムコードと同期することができます。サポートされている同期はMiDi MTC(Midi Time Code)です。


表示パネルの下部にあるノートアイコンを使用してモードを切り替えることができます。 

同期を選択

音符アイコンをクリックして同期の種類を選択できます

ショーのタブごとに音楽の同期を別々に選択できます。 これにより、1つのワークスペースにショーごとに異なるオーディオファイルを使用できます。

音楽の同期

音符をクリック音楽ファイルを開くを選択してください。wavファイルの音楽を選択します。音楽ファイルがwavファイルで無い場合はネットや変換ツールでwavにして下さい。wavファイルが適正に選択をされていると、ショーウインドウの背景に波形が表示されます。

ショーウインドウ

バックグラウンドの波形を見ながらシーンを置く事が出来ます。拡大縮小が行えます。

再生を押すと、レーザーショーが音楽と一緒に再生されます。 

MIDI同期

音符をクリックMidi 設定をクリックするとコントロール設定のウインドウが開きます。ここで繋がれている Midi MTC（Midiタイムコード）を指定します。これでMTCが送られてくるとスタートします。どの入力MIDIデバイスを使用するかを選択するには、ショーのノートアイコンでMIDI設定を選択するだけです。 以下のウィンドウが表示されます。Midi機器を接続しないと何も表示されません。

midi コントロール　設定

MIDIタイムコードの設定

ショーにMTC同期を追加するには、タイムコードを追加を押します 。 これはMidiイベントのリストに新しいアイテムを追加します。 

MIDI 入力を使用して、MTCの機器を選択してください。このMidiデバイスを使用してどのショーを同期するかを選択しす。 タイムオフセットを使用すると、着信時間の開始を設定できます（たとえば、着信Midiタイムコード信号に1時間が経過したら、ショーを開始できます）。これらの設定はMTC機器が接続されないと設定はできません。

Midiの注意事項

一般的にそうですが、音楽同期レーザーショーをすることは簡単です。 ほとんどの場合、再生ボタンを押すだけで自動的に再生されます。途中で止めるとショーはストップします。なので、ショーに問題がないか注意する事が大事です。

 

言うまでもなく、Midiの同期は常に信頼できるとは限りません。 特に、安価なMidiデバイスを使用している場合、ドライバーには多くの問題があり、Midi notesは正常に機能しますが、Midi MTC信号は機能しません。

これらすべての問題に対する解決策は簡単です - 必ずリハーサルをしてください。また、信頼性の高い機材をお使い下さい。